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2010年07月 アーカイブ

こんな病気には気をつけましょう

「かぜは万病のもと」といいますが、かぜをひいた1~3週間は特にむくみや尿量の変化がないか気をつけて下さい。


むくみや尿量がおかしいなと感じたら、もしかすると慢性腎炎かもしれません。


慢性腎炎はこれといった特徴的な症状がないことが多いので、年1~2回の検診で尿検査を受けることによって早期に発見することが大切です。


朝起きたときの尿は濃縮されているので色から血尿とまちがうことがあります。


また軽度の血尿では目で見てもわかりません。


尿に血液がまじっているかどうかは、試験紙を使って自分で調べることもできます。


尿タンパクは腎炎の症状の一つですが、尿タンパクは他の病気でも出ますから、尿検査で(+)と出ても腎炎とは限りません。


のどの扁桃腺が大きく、たびたび赤く腫れて熱を出す場合、腎炎などの発症の原因となることがありますので扁桃腺摘出手術を受けたほうがよい場合もあります。


かかりつけの医師に相談して下さい。

こんな病気には気をつけましょう 2

腎炎の治療は、できるだけ腎臓の負担を少なくすることが基本になります。


そのおもなものは安静と食事です。


1)安静・・・腎臓の機能は代謝の結果できた老廃物を尿として排泄することです。


からだを動かすとそれだけでも代謝が盛んになって老廃物がふえます。


またからだを動かすことによって筋肉に行く血液がふえると相対的に腎臓に流れる血液は減ってしまい、腎臓の細胞の修復に必要な栄養が補給されにくくなります。


これが腎臓病の人が安静にしなければならない理由です。


特に急性腎炎では慢性化を避けるためにも入院して安静を守ることが必要です。


慢性腎炎では病状によって安静度は異なります。


2)保温・・・寒さは血管を収縮させるので、やはり腎臓に行く血液量が減り、かぜのもととなって病状を悪化させる原因にもなりますから保温も大切です。


3)食事・・・カロリーを多く、タンパク質と塩分を少なく、というのが原則です。


タンパク質が分解されてできる窒素や塩分が多くなると、腎臓の老廃物の処理機能に負担がふえるからです。


しかしどれくらい制限するかは病状によって変わってきます。


場合によってはかえってタンパク質をふやすこともあります。


専門医の指示にしたがって下さい。

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