こんな病気には気をつけましょう 7
尿のなかには本来いろいろな有機・無機質が溶けていますが、何らかの作用でそれらが沈殿して結石を形成するのです。
ごく小さな石で尿といっしょに排泄されてしまうものもありますが、腎臓のなかでだんだん大きくなって腎臓のはたらきをさまたげたり、細菌感染を招くこともあります。
尿管に落ちて停留した場合は尿の流れをせきとめて、痒痛発作や水腎症の原因となります。
痛み、血尿、結石の排出の既往が三大症状です。
結石があってもまったく自覚症状のないものもありますが、急激に尿の流れがさまたげられたり、石を押しだそうとして尿管などがけいれんすると激しい痛みが起こります。
石によって尿管の粘膜が傷つくと、そこから出血します。
血尿は目で見てはっきり赤いとわかることも、顕微鏡で調べないとわからない程度のこともあります。
結石が排出されるときはかたい石が尿道をとおるので排尿時に痛みを伴います。
また結石があると細菌の感染を受けやすく、背中の鈍痛や発熱をみることもあります。
膀胱の場合には膀胱炎症状(頻尿、排尿痛、尿の混濁など)が出ることもあります。