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2010年10月 アーカイブ

こんな病気には気をつけましょう 7

尿のなかには本来いろいろな有機・無機質が溶けていますが、何らかの作用でそれらが沈殿して結石を形成するのです。


ごく小さな石で尿といっしょに排泄されてしまうものもありますが、腎臓のなかでだんだん大きくなって腎臓のはたらきをさまたげたり、細菌感染を招くこともあります。


尿管に落ちて停留した場合は尿の流れをせきとめて、痒痛発作や水腎症の原因となります。


痛み、血尿、結石の排出の既往が三大症状です。


結石があってもまったく自覚症状のないものもありますが、急激に尿の流れがさまたげられたり、石を押しだそうとして尿管などがけいれんすると激しい痛みが起こります。


石によって尿管の粘膜が傷つくと、そこから出血します。


血尿は目で見てはっきり赤いとわかることも、顕微鏡で調べないとわからない程度のこともあります。


結石が排出されるときはかたい石が尿道をとおるので排尿時に痛みを伴います。


また結石があると細菌の感染を受けやすく、背中の鈍痛や発熱をみることもあります。


膀胱の場合には膀胱炎症状(頻尿、排尿痛、尿の混濁など)が出ることもあります。

こんな病気には気をつけましょう 8

強い痛みに血尿が伴えば、尿路結石が疑われますが、X線写真をとってみれば多くの場合、石が写ります。


結石はしばしば再発の可能性があり、石が尿路を閉塞して腎機能を障害することもあります。


いったん結石と診断されたら継続して経過を観察していかなければなりません。


尿が濃くなって結石を形成するのを防ぐとともに、できた石を排出させるために、できるだけたくさんの水分をとります。


また適度な運動をすると、石の排出がうながされます。


石が排出されたかどうかを確かめるためには、尿を容器にためて観察することもすすめられます。


石の成分がわかっているときには、その成分を多く含む食品は避け、結石の成長や再発を防ぐことも大切です。


結石の多くは自然に排出され、石の種類によっては石を溶かす薬の効果を期待できることもあります。


しかし痛みの発作を繰り返したり、腎臓の機能に影響があるような場合には、石を取りだす外科的手術が必要となるのです。


膀胱炎とは、細菌感染による膀胱壁の炎症を膀胱炎といいます。


この細菌の大部分は大腸菌で、尿道をとおって膀胱にまで入ってくることが多いのです。


健康なときにはこれだけでは発病しませんが、膀胱結石があって粘膜が傷つけられたり、前立腺肥大などでしばしば残尿があるとき、そのほか過労や食事などと関連して炎症が起こります。


おもな症状トイレに行く回数がふえ、排尿するときに痛みを覚えます。


そして尿が全部出きらないで残っている感じ(残尿感)があり、尿を容器にとってみると濁っています。


しかしこれらの症状は急性症の場合で、慢性になると自覚症状は軽度か、まったくなくなることもあります。

この場合は尿検査の結果でしかわかりません。

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